修了生の声

古川知可子 2020年度修了生

Q1:現在の仕事の内容

兵庫県立の劇場に勤務しています。広報交流専門員という役職で、劇場事業のPRや地域交流事業を手掛けています。特に、近年は、障害のある方への舞台鑑賞をサポートする事業を立ち上げ、他劇場への普及に注力しています。

Q2:入学の動機、もしくは、本研究室を選択した動機

劇場勤務16年目で、自分の発案したことが仕事として形になっていく充実感を得ていました。しかし、今後のキャリア形成に不安もあり、さらに新しい価値観や働き方に出会いたいと、本学を志望しました。

本研究室を選択したのは、これまで現場で経験してきたことを、理論的や学術的な視点から見つめ直したいと考えたからです。

また、ゼミの先輩方と交流する中で、吉田先生の丁寧で的確な論文指導についてお話をお聞きする機会を得ました。

さらに、アートとまちづくり研究会に参加させて頂き、アットホームで自由な雰囲気の中に、のびのびと研究に取り組めるのではと考えました。

Q3:入学して、もしくは、本研究室に所属してよかったこと

吉田先生が常に私自身の主体性を重視してくださって、根気よく指導してくださったことに感謝しております。

また、インターゼミや日本アートマネジメント学会でのプレゼンテーション、外部講師による論文指導など、貴重な機会を作っていただき、得難い経験となりました。

Q4:将来の夢

本学での経験を大切に、舞台芸術、劇場文化を軸足に、様々な分野と柔軟に繋がっていくこと。そして、文化による社会課題へのアプローチを目指したいです。

Q5:後輩へのメッセージ

働きながら大学院に通うことは、気力体力ともに大変なことも多いです。仕事や家庭と折り合いをつけ、時間をやり繰りし…。その頑張る姿、必死な姿は、きっと誰かの励ましや刺激にもなります。自分の為はもちろんですが、誰かの為の学びにもなります。ぜひ、大変な時間を楽しんでください。

川口 晃慶 2020年度修了生  

Q1:現在の仕事の内容

 民間の不動産ディベロッパーにて営業企画、マネジメントの業務に従事しています。近年は、歴史的建造物を活かしたマンション開発や公共施設と一体のまちづくりを行っています。

Q2:入学の動機、もしくは、本研究室を選択した動機

  少子高齢化、人口減少が進む中、従来型のハード面に偏重したまちづくりから、コミュニティの形成によるソフト面を重視したまちづくりの必要性を感じ、多様なまちづくりをテーマに掲げている本学への入学を考えました。本研究室は、文化財である歴史的建造物を活かしたまちづくりの研究をしたいと思ったことが、選択した動機になりました。

Q3:入学して、もしくは、本研究室に所属してよかったこと

 多岐にわたる業種の社会人大学院生と共に学ぶことができたこと、本研究室においては、文化政策系の他大学院との交流や実務経験の豊富な先生から自身の実力に合わせた丁寧な指導をいただき、大変有意な2年間を過ごすことができました。

Q4:将来の夢

 本学で学んだことを活かし、業務において多様な現代における持続可能なまちづくりを考えていきたいと思います。また、修士課程の研究分野について、さらに研究を深める機会を見つけることができればと思っています。

Q5:後輩へのメッセージ

 仕事と両立しながら学校へ通うことは決して簡単なことではありませんが、本学はアクセスに恵まれた梅田にキャンパスがあり、カリキュラムも社会人大学院として考慮されています。また、同じ志をもった学生や先生との出会いなど、研究以外においても大変学びの機会が多いと思いますので、是非チャレンジでしたください。

信藤勇一 2020年3月修了生

Q1:現在の仕事の内容

・現在、建築設計会社で勤務しながら大学院博士課程(京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻環境デザイン領域)に在籍して研究活動を続けています。仕事では、建築分野の営業に関する業務を担当しています。大学院では「歴史文化遺産の保存と活用の価値基準についての考察―リビングヘリテージ継承と手法の観点から」と題して、研究や作品制作を行っています。

Q2:入学の動機、もしくは、本研究室を選択した動機

・32年間、建築設計に関係して仕事をしてきました。設計事務所勤務の中で、17年の意匠設計、3年の企画提案業務、13年のCR(営業)と徐々に業務分野、活動範囲が変わってきました。これは設計に関する業務範囲の中にあります。しかしながら、建築設計の周辺には、様々な分野の仕事、職業、価値観や研究が有ることに気が付きます。経済・利益に関すること、人口減少・高齢化問題、まちづくり、不動産、都市・地域再生、歴史・文化関係等々です。

・建築を極めたい一方、少し視点を広げて、今後の仕事・生活・進むべき将来に役立てたいと考えるようになり、勉強すること、大学院で論文を書きたいと思うようになり本大学院を選びました。「イノベーションとサスティナビリティをキーコンセプト」とする都市経営研究科(都市政策・地域経済コース)に出会い、カリキュラム等、自分の目的に合ったピッタリの大学院と感じた次第です。吉田研究室には、研究のテーマの中心となる「歴史文化遺産の保存と活用」に関する研究のために希望しました。建築分野では無く、文化政策の分野としてテーマを修練させることが主な動機となります。

Q3:入学して、もしくは、本研究室に所属してよかったこと

・大学院1年生では、単位取得の授業、ワークショップ・課題演習等、共同研究等々で、1年間を忙しく過ごしました。授業内容では、経済学、会計学、都市計画、まちづくり、アートと授業の内容も多岐に渡り、知識、知見、認識を増やすことが出来ました。ワークショップや課題演習では、ゲストの講演、全員での発表、ディスカッションを通して、広く様々な考え方にも触れることが出来ました。官・民・様々な経歴の社会人が集まる都市経営研究科(都市政策・地域経済コース)ならではの発見、気づきは新鮮そのものでした。共同研究では、温浴研究会と称して「銭湯とまち」について、仲間との研究がとても楽しく、勉強になりした。孤独で勉強するのではなく、現役学生のような大学院生活を満喫しました。

・大学院2年生より吉田研究室に所属して、修士論文テーマ、内容に関して日々(毎週ゼミに指導いただけます)のご指導を頂きました。本論文の執筆において、吉田隆之先生には、学術的思考と共に、研究の進め方、論文執筆のマナー、テクニックについて丁寧なご指導を賜りました。無事論文完成することができたことに感謝しております。吉田ゼミでは、毎回、的確なご助言と気づきを頂きけます。

・また、大学院インターゼミ、学会発表の機会を頂けるのも吉田ゼミならではの特徴になります。私は、2019年6月の青山学院大学での大学院インターゼミナール(東京大学、東京芸術大学、九州大学、静岡文化芸術大学、青山学院大学、立教大学、大阪市立大学の大学院生参加)での研究発表、12月の日本文化政策学会 分科会「文化財Ⅰ」での研究発表の機会を頂戴して、学会、学術的雰囲気も味わうことが出来ました。

・さらに、いろいろ大学の先生方へのご紹介を頂けます。私は、本研究のために東京大学 人文社会系研究科の松田陽先生をご紹介頂き「保存と活用の二元論を超えて-文化財の価値の体系を考える」の著書について、直接指導の機会を頂いたことも研究成果につながりました。

・他に、文化経済学会<日本>では九州大学の藤原先生、日本文化政策学会では、桃山学院大の井上先生、城西大学の土屋先生、法政大学の馬場先生のご紹介もいただきました。

・日々の吉田先生との問答、研究への姿勢等、いろいろ教わることが多いので、期待してください。

Q4:将来の夢

・吉田研究室で教わった研究の楽しさ、探求心により、更なる建築、環境デザイン、文化遺産活用分野の研究を深めたいと思います。現在の博士課程修了と学位取得の後、今後もこの研究分野に身を置き、仕事面での独立も視野にいれ、広く活動していきたいと考えています。「歴史文化遺産の保存と活用」をテーマとして持ち続け、会社定年の2年後には、新生活をスタートさせたいと思っております。

Q5:後輩へのメッセージ

・先ずは楽しみ、一番研究したいテーマを見つけ、社会人大学院期間を素晴らしい期間と出来るように頑張ってください。また、修士課程修了の頃には、更なる目標も見つけてください。きっと吉田研究室での経験や、ご指導が役に立つと思います。そして、吉田先生、同級生、家族に感謝できるようになってください。是非、本研究室でご指導を受け、論文が書けるようになってください、楽しみながら。

藤岡達也 2020年3月修了

Q1:現在の仕事の内容

A1:在阪の民間放送局に勤務しています。

Q2:入学の動機、もしくは、本研究室を選択した動機

A2:40歳を超えた頃から、世の中の「変化・進化」に柔軟に対応し生きていくため、仕事一辺倒ではなくもっと新たな知識のインプットが必要だと感じていました。それで「大学院での学び」を目指しましたが、なかなか踏ん切りがつかず10年が過ぎました。『LIFE SHIFT』が出版され「人生100年」が言われはじめたころ、本学都市経営研究科が改組されることを知りました。一期生として新たな扉を開くことができるのを魅力に感じ、機は熟したと覚悟を決めました。前身の創造都市研究科で行われた吉田先生の公開ワークショップに参加して、地域の文化政策やアートによるまちづくりに興味を持ち、「地域」や「文化」についてあらためてじっくり考えたいと思っていましたので、入学後の選択は自然と吉田研究室になりました。

Q3:入学して、もしくは、本研究室に所属してよかったこと

A3:知識のインプットをしたら次はアウトプット、それが論文・発表です。修士論文作成前に、他大学とのインターゼミナールで発表し重鎮の先生方にコメントをいただいたことは、貴重な経験でした。吉田先生は博士の学位をお持ちで、学会誌への論文投稿や出版も積極的にされています。論文執筆にあたっての独特のルールや表現方法について細かくご教示いただけるのは、社会人の我々にはとてもありがたいです。また、人生経験豊富なモチベーションの高い同期ゼミ生の存在も、自らの発奮材料となりました。

Q4:将来の夢

A4:現在、他の大学院で博士課程に進んでいます。まずは博士の学位を得ることがいちばん、あとはwell-beingに生きることでしょうか。

Q5:後輩へのメッセージ

A5:社会人大学院生は、社会人であることが「武器」です。そしてその使い方は、あなたが家族や職場に支えられていることに感謝したうえですが、あなた次第です。せっかくここまできたのですから、可能であれば、坂の上の雲の上、「坂の上の坂」を上ってください。一人でも多くの社会人が、大学院に通い新たな知識をインプット・アウトプットすることで、人生100年時代に充実した一生を送ることができるよう願ってやみません。

  1. 学会

    ICCPR2020(国際文化政策会議2020)
  2. メディア掲載

    メディア掲載 読売新聞(2019年5月11日)
  3. メディア掲載

    メディア掲載 日経新聞(2018年11月17日)
  4. トピック

    「ルル学校」卒業式で表彰
  5. メディア掲載

    メディア掲載 中日新聞(2021年2月25日)
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